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傷物語を読み終えて
2008-05-18
不覚にも……というか、なんというか。救いの無い話だよなぁ。さすが冒頭で、これはみんなが不幸になるBADENDを迎えるって言ってただけあったと思う。
妙に暦とシンクロする所もあって、それこそ誰しもシンクロしてしまうのかもしれないけれど、僕(暦風にしばらくは僕と名乗ります)は特にそういう経験があったもんだから……。あ、間違ってもあれだぜ?まさか自分が吸血鬼にあった、なんて言うつもりはさらさらないよ? てか、それだと頭がおかしい人じゃないか。あ、そうそう勿論委員長に対することでもないからね。もちろん問い詰められたとして、否定はしませんけどねw
それにしてもあれだなぁ、傷物語はどちらかというと僕が期待していた内容とは違っていたな。正直。
それで評価が下がるなんていうつもりはないけれど(作品としては面白いから)、もうちょいはっちゃけたのを希望していた。てか、一連の物語の総評は。
化物語(上)>>>化物語(下)≒傷物語
って、感じかな。勿論上に出てくるキャラが下でも出てくるから、その辺りは面白いんだけど……傷物語は化物語のヒロイン勢が委員長しか出てこないからなぁ。個人的評価の一番下をぶっちぎってた(てか他が決められんかったのもある)委員長のエピソードは面白いとはいえやっぱ突っ込みとボケが妙に感じた。むしろ僕は、キスショット編を望むぜ。ありえない話だとしても。なんか忍編を考えてもらえないかなぁと思う。まぁ、荒唐無稽なようでいて微妙にしっかりと話を作っているからやっぱりありえないだろうけども。いつも忍野メメの言葉が非常に重い。んでもって、ついつい本質的に似ている暦が真似して使いたがるのも分かるし、それを化け猫に指摘されたときもなんか感じるものがあった。やっぱそれがなんであるかわかんなかったんだけど……傷物語を読んでみて、阿良々木暦は僕に似ているかもしれない。そんな結論に至ったわけだ。
ストーリーは傷物語、キャラは上巻。下巻はそうだな……やっぱり、新キャラは出てくるけど上巻の奴が光るからな。とりあえず、マイベストヒロインは、勿論蝸牛のあの子ですよ。飛びつきたくなるのもわかるし、寝る前に30分というのにも頷いた。いやはや、どこかで迷ってないかなぁー。というわけで、この物語は終了。とりあえず、戯言シリーズは評価が高いのでそれに手を出して、西尾作品は終わる……のかどうかはしりませんが。マイマイしたらいいなぁと思う今日この頃です。無理か。