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願いが叶うまで3

 2006-04-05
第三弾!!
だんだん略されていく

それはともかく。
なんだか、正直自分でもよくわからなくなって来た(苦笑)。
どうも最初の構成と違う気が……。

後ほど三つをまとめて、推敲します。

なんだかなぁ……。
 グスタフというライオンの場合。

 扉が開く。
 モニター越しに人狼が現われてくるのが分かる。
 以前と比べると随分マシな動きになっている。

――これが、我が国の希望か……。

 感慨深い反面、憤りも感じている。
 今も前線で戦い、死んでしまった同胞達へどう言えばいいのか。
 半獣の力を借りて、人間を滅びさせます。どうか持ちこたえてください、とでも言おうか。

――笑わせる。

 しかし、願いの力を借りないといけないのもまた事実。
 余の力が不甲斐ないからなのだ。だから、恥辱ならば甘んじて受けよう。
 認めるしかない。
 人間は強い。それもまた、真理。
 願いの力で対等になったはずの我等が持ってしても、奴等には勝てない。
 そもそも我等は技術を作り出す体ではないのだ。

――……不毛だ。

 今は考えても仕方が無い。
 しなくてはいけない事は、願いの成就。人間を滅ぼす事のみ。
 そのために余が出来る事。
 こうして半獣を補助する事と、後の世の為に少しでも民を生かす事。
 半獣の方はもう、良いだろう。
 動く事が出来れば、インテルが勝手にやるはずだ。

「始めてくれ」

 余は、最後の仕事へ向かうとするか。
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